2022.09.15
サマーキャンプ2022 〜京丹後・てんきてんき村〜

こんにちは、中尾です。
コロナ以降、中止し続けていたキャンプに今年は行ってきました。
今年のキャンプ地は京丹後・てんきてんき村。
てんきてんき村は京丹後を流れる竹野川の河口にあるキャンプ場で、景色がとても良く、近くに温泉もある素敵なキャンプ場です。
我々の中で丹後でキャンプをすると雨が降るというジンクスがあり、過去のキャンプは毎回雨に打たれています。
てんきてんき村にはちょうど10年前にキャンプで訪れましたが、その時は大雨で多数の参加者のテントが水没してトラウマになりました。
今回はそんなトラウマを克服するべく、10年ぶりに意を決して行ってまいりました。

早朝5時、荷物を満載にして丹後半島を目指します。
今年はカブでの参加者が増えて、12名中8名がカブでの参加になりました。

空が曇っていますが、台風の影響で前日まで天気予報も良くなったり、悪くなったり、日ごとに予報が変わっていました。
前日にも雨が降ったようで、路面も濡れている場所があります。
“なんとか雨だけは降らないで欲しい”が全員の願いです。

途中、後ろを走行する方からインカムで『なんか黒い物落ちてきたよ!』と連絡が入ったので緊急停止。
落とし物がないか、自分の荷物を確認します。
出発直後からいきなりのハプニングです。

犯人が見つかりました。
かなり大き目のモバイルバッテリーが無くなったようです。

引き返して探します。
どうやら容量可変式郵政ボックスの隙間からすり抜けて落ちてしまったようです。

無事、ズタボロになったモバイルバッテリーが発見されました。
また一つ思い出がモバイルバッテリーに深く刻まれました。

ここで1回目の休憩です。

なんと序盤早々、雨が降ってきました。
急いでレインコートを着たり、荷物にカバーを被せたり、雨装備にシフトします。

おやっ!?
レインコートのおかしな方がいます。
下はちゃんとしたレインコートですが、上がスッケスケです!
しかもレインコートをズボンにインしています。
なんだか、変態感がすごい。
聞くと、上もちゃんとしたレインコートを持っているが、置いてきたとの事。
なんで!?

毎回CB400SBで参加しているヨッシーも今回はハンターカブでの参戦。
フロント・センター・リヤキャリアに荷物をこれでもかと満載しています。
リヤバスケットの防水処理がえらい乱暴ですなぁ。

雨の中、山越えをして道の駅 海の京都 宮津に到着しました。
山を抜けると雨が止み、青空も所々見え始めました。
ここで、カッパを脱ぐか着たまま行くか問題。

『俺は脱ぐで!』
これから晴れることを信じて脱いでいきたいと思います。

はい、速攻雨が降ってきました!
急いで脱ぎたてのレインコートを着ます。

再び雨の中を走り、キャンプ場近くのスーパーに到着しました。
食材の買い出しです。

毎回すごい量の食材になりますが、今年はいつもより人数が多いので更にすごい量になりました。
この大量の食材を既に満載のバイクに積むのは至難の技です。

みんなで手分けして、元からパンパンなボックスやバッグに更にパンパンに詰め込みます。

フタが閉まらないので養生テープでぐるぐる巻きです。

『荷物を積んだらレッツ ラ GO!!』

いよいよキャンプ場に着きました。
着いたらまずタープを建てるところから始めます。

タープを広げて、ポールを建てる人。

建てたポールが倒れない様に支える人。

ペグを打つ人。

ペグを打つけど入らないから2Lのペットボトルで応戦する人。

2Lのペットボトルでは歯が立たないからもう一つのハンマーで応戦する人。

それでも入らないから張り手で応戦する人。

みんなの力が揃ってタープを建てることができました。
タープが建ったところで乾杯です。
それぞれ自慢の椅子とテーブルを広げてリラックスモード。
ヘリノックスや小川キャンパルなどの極上の座り心地を謳う有名ブランドばかりです。

おや!?
様子の違う人がいます。
『椅子やテーブルは要らない、鹿の皮があればそれでいい』
玄人感が凄い。
いや、もう神の領域ですね。

ここで、残念ながら雨が降り始めました。
やっぱり、丹後半島と我々は相性が悪いみたいです。
ジンクス払拭出来ず。

一休みしたところで昼食の準備です。
昼食は即席麺のラーメンです。
それぞれ自慢の調理器具でラーメンを作ります。

キャンプで食べるラーメンには魔法がかかっていて、不思議といつもより美味しく贅沢に思えます。

『美味しいに決まってるじゃないですかぁ』

ここでも神は一味違います。
みんなが鍋でラーメンを作る中、マグカップで調理しています。
荷物が増えるので鍋は要らないそうです。
ラーメンが入らないので、バキバキに砕いて入れてました。
シンプル イズ ベスト!!

ここで、またトラブル発生!!
神のアルコールランプが何をしても消えません。
『紙燃えてる!!』
神の布巾がわりの紙が燃えて火災発生。
危うく不動明王になるところでした。

昼食を食べ終わる頃には、雨もなんとか上がってくれました。
カラフルなテントが並んでいますが、12人中6名がモンベルのクロノスドームでした。
モンベル強し!!
異色を放つ、手前のミリタリーなテント気になりますよね!?

神様のテントですが、軍幕というテントで、軍用で使われている本物のミリタリーテントです。
なんとこのテント、広げればポンチョになります。
テントのチョイスも神がかっています。
もちろん、神はエアーマットやコットなんか使いません。
荷物が増えるだけです。
男らしく、地べたにシートです。
なんなら、虫除けのインナーメッシュもありません。
虫に刺される!?それが自然です。
ちなみに、左に落ちているシートは『雨漏りするんで〜!』と言って急遽、屋根にかけていた防水シートです。
刺され放題、濡れ放題。

雨が上がったタイミングで少し釣りを楽しんでみました。

釣果!?
いつも通り、ボウズですよ。

夕方になったらBBQの時間。
女性陣が食材を仕込んでくれて。

男性陣が焼きます。
外で食べるBBQは・・・

『うまぁ〜〜〜〜〜い!!!』

仲間と色んな話をしながらのBBQがキャンプで一番幸せな時間ですね。
日が暮れるまでいっぱい話をして、たくさん食べました。

夕食後は近くの温泉に入り、虫の鳴き声や波の音を聴きながら就寝しました。

翌朝、天気は大丈夫そう。

キャンプでの朝は早く、5時頃にはほとんどのメンバーが起きていました。
朝イチのコーヒータイムは至福の時間です。

普段の生活では早起きして、ゆっくりコーヒーを飲むなんてしませんが、これもキャンプの楽しみの一つ。
贅沢な時間です。

起きて間も無く、神様が朝食の為の薪をチョップしてくれています。
もう鹿の皮すら敷かなくなりました。
男は黙って地べたにドンです。

朝ご飯は恒例の焼きそば。
いい香りが漂っています。

それと、今年も得意な方がオイルサーディンを作ってくれました。
いい照りしてますねぇ〜。

もちろん、味は最高!!
自然と笑顔が溢れます。

お腹が満たされたら、テントを畳んで『帰路へレッツ ラ GO!!』

1日目は雨も降ってしまいましたが、今年は新しいメンバーが2人も増えて楽しいキャンプツーリングになりました。
『雨降るから当分丹後半島はいいわぁ〜』と言われてしまいましたが、またいつかジンクス払拭しに戻ってきます。
さぁ〜て、来年はどこに行こうかな。
また来年もよろしくお願いいたします。

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