2021.01.27
新型PCX

こんにちは、中尾です。
いよいよ、PCXの2021年モデルが発売されます。
当店にも発売前に数台入荷しましたので、ご紹介致します。

PCXといえばクラスを超えたエレガントなスタイリングが発売当時からの特徴ですが、今回のモデルチェンジでより洗練されたデザインにブラッシュアップされました。
ボディカバーには立体的なキャラクターラインが入っており、光の当たる面と当たらない面の陰影がクッキリと浮かび、シャープな印象を受けると共に非常に高い質感を感じます。

ボディーカラーはパールジャスミンホワイトとポセイドンブラック、キャンディラスターレッドは前モデルから継続で、マットコスモシルバーメタリックとマットディムグレーメタリックという新色が2色選択できるようになりましたが、この新色がどちらも高級感が高くとても良いカラーです。
マットコスモシルバーメタリックは5色の中で最もボディーラインをクッキリと映し出すカラーで、美しい造形を最も感じさせるカラーです。
一方、マットディムグレーメタリックはグレーともガンメタともいえない絶妙な色感で、非常に重厚な高級感を感じるカラーです。

フロントフェイスはヘッドライト・ウインカー・ポジションライトが一体となったデザインになり、シンプルでスッキリとしたフロントデザインになりました。
ウインドシールドは前モデルよりも左右に張り出してワイドになっており、手に当たる風もある程度避けてくれそうな形状です。

テールライトユニットはコンパクトになり、前モデルで別体型であったナンバー灯も一体型の埋め込みタイプになりスッキリとしました。

前回のモデルチェンジでもエンジンの出力が向上しましたが、今回は更にエンジンに大幅な変更があり、出力が向上しました。
具体的には2バルブエンジンから4バルブエンジンになり、ボア×ストロークまでも変更されて高出力・高効率エンジンに生まれ変わりました。
プーリーやクラッチ等の駆動系部品も大型化されており、走りの質はかなり期待出来そうです。

マフラーも新設計されていますが、前モデルまでは真円の大型のマフラーでしたが、楕円形になり小型化されました。
シルバーに塗装されたエンドキャプが装着されており、スタイリッシュになりました。
内部構造の変更で排気抵抗も低減されています。

今回のモデルチェンジの大きな変更点の1つであるリヤブレーキのディスクブレーキ化ですが、制動力は前モデルでも十分な性能を持っていましたが、リヤも油圧になることによって左右のレバータッチが揃い、とても気持ちの良い操作感になりました。
今までは左のブレーキと右のブレーキの握り心地と遊び感に大きな差がありましたが、左右のレバータッチが揃うだけでも高級感が上がります。
もちろんワイヤー駆動のドラムブレーキよりも圧倒的にコントロール性も高いです。

フロントブレーキにはABSが標準装備されました。
雨天時やパニックブレーキの際も、ロックを防いでくれるのは安心です。

タイヤサイズは前後ともにワンサイズ太くなりました。
リヤは14インチから13インチにインチダウンして、シート下容量の拡大やサスペンションストローク量がアップしています。

シート下容量は2Lも大きくなり、収納できるヘルメットの種類が増えました。
中の段差も少なくなったので、使い勝手がかなり良くなりました。

フロントインナーボックスにはUSB TYPE-Cの給電ポートが装備されました。
最大電流量も3Aで実用的な性能になりました。

燃料タンクは8.1Lと前モデルに比べて0.1L微増しました。
フューエルリッドにはフューエルキャップを置くスペースが新設されました。

メーターは大型のデジタルメーターになっております。
前モデルに良く似ていますが、よりワイドなものになりました。
スピード・オドメーター・トリップメーター・平均燃費・時計を表示することが出来ます。

オプションも一新されました。
写真のグリップヒーターはスポーツバイクでお馴染みのスポーツグリップヒーターになりました。
スポーツグリップヒーターはグリップ径が細く操作し易く、スイッチも一体型で見た目もスタイリッシュです。
他にもスマートキーで開閉できるリヤボックスや、スマートキーで操作可能なアラームなどオプションの性能も向上しております。
車両やオプション含め、今回のフルモデルチェンジはこれまでのモデルチェンジの中で最も大きく進化したのではないでしょうか。
非常に素晴らしい車両になっております、是非店頭でPCXの進化をご体感ください。

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