2020.10.15
原チャレ 〜丹後チャレンジ〜

こんにちは、中尾です。
暗峠チャレンジ以来、コロナの影響で中止していた原チャレですが、半年ぶりに行ってきました。
ツーリングを自粛すべきか非常に悩みましたが、ご要望の声を多数いただきましたので、今回はコロナの感染予防の観点から人数を限定し、直近に来店されて健康状態が把握出来ている方のみお声をかけさせていただきました。
今回の行先は丹後半島で、日本海の景色と海の幸を楽しむ事が目的です。

早朝5:30
早めに集合時間に到着すると、空が明けてきました。
長期間ツーリングを自粛していたので、久しぶりに見る光景です。
朝の空気は刺すように冷たく、季節の変化を感じます。

全員が集合したところで出発。
今回は話題のCT125ハンターカブで集合写真をパチリ。

走り出すと思った以上に寒い。
途中の気温計は13°Cと表示されていましたが、進めば進むほど寒くなってきたので、多分10°Cくらいまで下がったんじゃないかな。
あまりに寒いので、スタートして1時間弱でコンビニに緊急ピットイン!!

以前、靴下4枚履きでメンバーを驚かせた山ちゃんも、今回は油断して靴下2枚。
『1枚目のそんな薄い靴下に意味あるんかい!!』とみんなから総ツッコミをくらっていましたが、コンビニであったかアイテムを入手しました。

“靴下用 貼るカイロ”
1枚目のうっすい靴下と2枚目の靴下でサンドイッチする作戦です。
これで足下ぬっくぬく。

それぞれ寒さ対策を行ったところでリスタート。
久しぶりにみんなで走るのは、やっぱり楽しいです。
自然とインカムの会話も盛り上がります。

今回もルートは信号の少ないワインディングを極力走るように設定しました。
この道は福知山から宮津に抜ける綾部宮津大江線。

大江町は鬼伝説で有名で、数体の鬼が出迎えてくれました。
この道は元伊勢内宮の皇大神社や元伊勢外宮の豊受大神社、金引の滝など見所がたくさんあって魅力的な道です。

綾部宮津大江線を抜けると天橋立で有名な宮津市ですが、往路はここをスルーして一気に間人まで駆け抜けます。

間人からの国道178号線は気持ちの良いシーサイドライン。

濃紺の日本海を間近に眺めながら、近畿最北端の経ヶ岬を目指します。

海岸線を20分程走って、経ヶ岬展望台に到着。

これが近畿最北端から眺める地平線。
果てしなく広がる日本海が開放的でとても気持ちが良い所です。
遊歩道を進めば近代化産業遺産にも認定された“経ヶ岬灯台”もあります。
かなり時間が掛かってしまうので今回は泣く泣くパスしました。

次は昼食地の“道の駅 舟屋の里伊根”を目指します。
丹後半島は切り立った断崖絶壁を縫うように走る海岸線が特徴的で、地形の変化が激しく、かなり高い位置から海を見下ろしていたと思えば、その数分後には海と同じ高さを走っていたりします。

こんな景色の中をカブで走れるなんてとても幸せです。
コロナの影響で今年のツーリングの予定がメチャクチャになってしまいましたが、これからゆっくりと取り戻して行きたいですね。

あっという間に“道の駅 舟屋の里伊根”に到着しました。

ここで頂くのは、もちろん伊根湾で水揚げされたばかりの海鮮です。
新鮮で旨味が強く、とても満足出来ました。

道の駅からは伊根湾が一望でき、約230軒の舟屋が立ち並ぶ様子を眺める事が出来ます。

舟屋は1階が船のガレージで、2階が居住スペースという独特な建築様式になっています。
ほとんどの舟屋の中や外に船が停泊しており、現在でも現役で活用されている様子が伺えます。

食事の後はせっかくなので舟屋郡の側を走り、次の目的地へ向かいます。

丹後半島の北側の海は波が高く、色も濃紺で日本海らしい荒々しさがありましたが、東側の海は穏やかで、色もグリーンに近い優しい色合いで、雰囲気が大きく変わりました。

少し走っただけで、これ程大きく景色が変わるのは地形の変化が大きいからでしょうか。
この景色、とても気持ちがいいです。

さて、次の目的地に到着しました。
ここが何処だか分かりますか?

松林の中にあるこの道、両側が海で囲まれている場所なんですが、実は股覗きで有名な“天橋立”の天にかかる橋の部分です。

車や大きなバイクでは走れませんが、125cc以下は走る事が出来るんです。

こんな所を走れちゃうのも原付二種の特権ですね。

最後に天橋立で記念撮影を行ったら、今回のツーリングのプログラム完了です。
全員がとてもいい笑顔をしているのは、みんなにいい思い出が出来た証拠ですね。
この後、無事何事もなく帰路につきました。
と言いたい所ですが・・・。

今回もいつも通り、雨に打たれました。

最後はみんな仲良くカッパを着ておうちに帰りました。

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