2018.05.11
原チャレ 〜琵琶湖チャレンジ〜

こんにちは、中尾です。
『最近、原チャレばっかり行ってるなー。』と色々な方面からお声をかけられる事が多くなりましたが、懲りずにまた行ってきました。
昨年の4月に“原チャレ”を始めてから今回で7回目、原チャレは基本的に当店のオフィシャルイベントではなく、スタッフのプライベート原付ツーリングなので水曜日限定の『出来るだけ遠く、出来るだけ過酷に、出来るだけ異常なツーリング』を目指してきました。
そんなツーリングなので、参加メンバーは『水曜日に休める、好奇心旺盛で、ドMな人』限定で、当然今までは4〜6人の少数部隊でしたが、どういうわけか今回はなんと11人も集まってしまいました。
もちろん11人集まったからといってコンセプトは変わりません。
原チャレ史上最多人数で行う今回のツーリングは“酷道”満載の琵琶湖一周ラーメンツーリングです。

午前5時、いつもの場所に続々とメンバーが集まってきました。
今回のツーリングは琵琶湖と距離が近いので最短ルートは使わず、敢えて山深い酷道を通って琵琶湖に抜け、琵琶湖を一周しながら湖北の雰囲気のいい所でラーメンを作るのと、一部のネットで有名になっている滋賀のソウルフード『サラダパン』を食べるのが目的です。
天気予報ではちょうど出発時刻頃まで雨でその後は曇りから晴れの予報、まだ若干雨が残っているのでレインウェアを装備しての出発です。

今回使用する琵琶湖までのルートは“百井別れ”で有名な国道477号線。
山の中を走る快走路ですが、場所によっては舗装が剥がれていたり、アップダウン&タイトコーナーが続く酷道区間もあり、初めて原チャレを参加された方は驚かれたかもしれませんが、原付二種だからこそ、こんな道が逆に楽しかったりします。

止むはずの雨も一向に止まず、一回目の休憩ポイントの“道の駅ウッディー京北”に到着しました。
空模様はまだまだ止みそうな気配はありません “Oh my god!!"

『うわぁ〜、浸水してきた〜!!』
今回初参加のキノッピはレインウェアから浸水してきた様子。
この日は冬並みの気温で、山間部は大変厳しい寒さなのでレインウェアの浸水は致命的ですが、寒さを物ともせず終始テンション高め。
インカムを繋いでいるメンバーの中ではズバ抜けてテンションが高い。
インカムは前回までB+COMを使っていましたが通信できる人数が4人と限られる為、人数が急増した今回から16名まで通信できるSENA30Kに買い換えました。
これでもっと人数が増えても楽しく喋りながら快適なツーリングが出来そうです。
まだこのツーリング時点でSENAを装備している人は5人でしたが、原チャレメンバーは続々とSENA30Kに買い換えが進んでいます。

サバイバルキャンプにも毎回参加してくれているヤマちゃんは雨には馴れっこ。
納車したての新型クロスカブでは初のツーリング。
当店のカブブーム到来で、今回はカブ7台とグロム3台、エイプ1台の計11台で半分以上がカブになりました。
おまけに11台中、今年下ろしたての新車は6台と半分以上が下ろしたて慣らし期間。

午前9時10分、国道477号線を抜けて2回目の休憩ポイントの“琵琶湖米プラザ”に到着しました。
依然雨は降り続いていますが、ここで朝食休憩。

『アッツ〜〜!!』
たこ焼きを食べるトモ姉さんのジャケットは、この日の為に購入したロッソスタイルラボの新作。
バイク用の機能をしっかりと装備しつつオシャレ。
ジャケットの中は見えていませんが、カブヌシらしくカブTシャツ。

レイクビューの店内は見晴らしが良く、琵琶湖を楽しみながら食事が出来ますが、気になるのは外の空模様。

やっぱり曇ってる〜。
なんとかラーメン作るころには晴れて欲しいものです。

『ヤッホ〜イ!!』
食事を終えて外に出ると、なんと雨が止んで道が乾いているではありませんか。
琵琶湖大橋を渡り、琵琶湖の東側を一気に北上して“つるやパン”を目指します。

時間が経つにつれてどんどん路面も乾き、ついには青空まで出てきました。
こうなってくると着用しているレインウェアが蒸れて暑いので、急遽“道の駅 近江母の郷”にピットイン。

そうそう、暑い日には熱い走りを!!
平成生まれのニュータイプには理解されないでしょうが、これが昭和生まれのバイク乗りの定番『跨がれるものがあったらハングオン』です。
“あの世代”は自転車だって公園の遊具だってメリーゴーランドだって、なんでもかんでもハングオンしたくなるのです。
上級になるとドゥーハン乗りやノリック乗りなど乗り分けだって出来ちゃう。

紹介が遅れましたが、YouTubeでクロスカブのクオリティーの高い動画を公開している、人気ユーチューバーの『はち。』さんが今回初めて“原チャレ”に参加してくださいました。
クロスカブに乗りたくなるような素敵な動画をたくさん公開されていますので、是非ココをクリックしてご覧ください。
今回の琵琶湖チャレンジもすでに公開されています。

レインウェアを脱いだ後は引き続き湖岸道路を北上します。
それにしても琵琶湖沿いをバイクを走るのはいいもんですね。
信号も少なくいいペースで走れて、自然が豊富で何より琵琶湖がキレイで走っていてこの上なく気持ちいいです。

走り始めてから7時間、つるやパンのすぐ横にある“木之本地蔵院”に到着しました。
つるやパンに行く前に、まずここで今回のツーリングが無事成功することを祈願します。

道中、インカムで『諦めないで!』※と真矢ミキのモノマネを連呼していたキノッピは何を願ったのでしょう。
あまりのテンションの高さと面白さに走行中は笑いっぱなしでした。
途中、キノッピのインカムのバッテリーが切れて真矢ミキを聞けなくなった時はキノッピロスが起こったほど。
キノッピが何を願ったかは分かりませんが、『その願い、諦めないで!』
※クリックすると『諦めないで!』が再生されます、音量にご注意ください。

ようやく、念願のつるやパンに到着しました。
看板といい飛び出し坊やといい、なんか外観のゆるい感じが素敵です。

ありました!ありました!サラダパン!!
売り切れていたらどうしようと心配していましたが、たっぷりあります。
パッケージもネットの記事で見たままです!!

あれ!?いつの間にかサラダパントレーナー着てる!!
トレーナー2400円、Tシャツ1800円とリーズナブルながらいい感じ。

買い物を済ましたら今日のランチスポットへGO!!
当初の予定では満開の桜の中でランチの予定でしたが、今年は桜の開花が早かった為願い叶わず。
道中の桜並木も花びらが散った後のガクだけが虚しく残っています。
ただ、山の中を走行している時は、まだ咲いている桜も楽しめたので良しとしましょう。

さあ、ランチスポットの海津大崎湖岸園地に到着しました。
ここからが本日のメイン、ラーメン作り。
今回のツーリングはラーツーと言ってもラーメン屋巡りではなくラーメンを作るツーリングです。
本格的に作るのも、インスタントを作るのも、カップ麺を作るのも自由。
ラーメンであればそれでオッケイです。

ラーメンの準備をしたら、出来上がるまでサラダパンの時間です。

『ウマッ!!あ〜!もう一本買っときゃよかった〜!!』
みんなを笑顔にしてくれる素晴らしいパンです。

正直、たくわんとパンの組み合わせってどうかと思っていましたが、想像していたよりもたくわんとマヨネーズがマイルドで、最初は『ん!?』ってなりますが、口に入れる度に癖になる感じ。
パンもふんわりと柔かくて、口に入れるとフワッと香りが広がる、なんだか懐かしい味がします。
食べ終わる頃には完全に“サラダパン”の虜になってしまいました。

それぞれ自慢のバーナーでクッカーを加熱しますが、ひときわ盛大な音を鳴らしているバーナーが。
飛び抜けて本格的なMSRのガソリンバーナーです。
音といい、見た目といいキャンパーっぽい雰囲気満載で全員羨望の眼差しでした。

『あ〜、沸いた沸いた』
そんな本格的なガソリンバーナーで作るのが“マルちゃん正麺”!?
こんな本格的にマルちゃん正麺作ってる人初めて見ました。

それにしても、なんで外で作るラーメンはこんなに美味しいのでしょうか。
家で食べると普通のインスタント麺でも、外で食べると格別です。

こんな景色の中で食べるんですから、美味しくない訳がないですね。
ラーツーにハマってしまいそうです。

そうそう、今回はラーツーということでこんな感じのステッカーを作りました。

帰りは再びこんな道をひたすら走って帰りました。

少人数で行くのも面白いですが、大人数でワイワイ行くのもやっぱり楽しいですね。
今回も雨あり、悪路ありの“原チャレらしい”ツーリングでしたが、終始笑っていられる素敵な時間が過ごせました。
自慢のマシンで仲間と共に素敵な時間が過ごせる事に改めて幸せを感じます。
また懲りずに“原チャレ”をどんどん楽しんでいこうと思います。

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