2017.09.24
原チャレ 〜金沢チャレンジ〜

こんにちは、中尾です。
ついに行ってきました“金沢”!
金沢まで往復約640km、原チャレはエスカレートにエスカレートを重ねてとうとう片道300km越。
もうなんだか、原付があればどこにでも行けそうな気さえしてきました。
今回の目的は近江町市場でとっておきの海鮮丼を食べる事と、あわよくば金沢駅の鼓門を見に行く事。
毎度、色々なドラマが生まれている原チャレですが、今回はどんなドラマが生まれるのでしょうか。

いつも通りの午前3時出発。
今回のメンバーは左から店長・私・ヨッシー・トモ姉さんの4人。
エイプ2台・グロム・カブの4台でこれまで以上の超ロングツーリングに挑みます。

スタートして間も無く、ヤバいくらい真っ暗になってきました。
写真はまだ若干街灯の残っている府道110号線ですが、国道423号線に入ってからは真っ暗。
数メートル先しか視界が無く、こんなところでアニマル出たら無事ではいられません。
当然こんなところをこんな時間に走る車もなく、原二のヘッドライトでは不安で不安でたまりません。
亀岡までの山越えの間、“ヤバい!!暗い!前見えへん!!”とひたすら言ってました。

無事、亀岡市へ。
ここから大津まで9号〜1号線を通り、湖岸道路を目指します。
信号と交通量の多い道は極力避けたいと思っていましたが、街灯と車のライトのありがたさを実感。

AM4:30
五条大橋まで来ると京都に来たという実感が湧いてきます。
鴨川横の公園で一回目の休憩。
京都の鴨川は人通りの少ない早朝に見ると趣があっていい感じ。

テンション上がりっぱなしの店長はシーソーでストレッチ。
写真撮ってもらうまでこの状態で待ってました。

京都を抜けると大津から近江大橋を通り、琵琶湖東側の湖岸道路で北上します。
夜の琵琶湖は静かで適度に明かりがあって、信号も少なくとても気持ちよく走れます。

快調に走ってたら近江八幡辺りで寒くなってきたので、急遽コンビニで休憩。
9月でも早朝はやっぱり冷え込みます。
各自インナーを着込んだり、カッパを着たり。

あまりに寒いんでカップ麺を食べることにしました。
寒い時の温かいカップ麺は最高です。

“店長、そこ息するところ!!”
テンションが空回りする午前5時45分。

近江八幡から北上すること2時間、あっという間に福井県到着。
ここは“道の駅 河野”というところですが、敦賀湾と敦賀半島のいい景色が見えるだろうと期待して寄りましたが、霧でなーんにも見えません。

前回、鳥取チャレンジの時に登坂で苦労したので、今回はエンジンをグレードアップして挑みましたが、敦賀のアップダウンが激しいのなんの。
終始アクセル全開の激攻め、今回ももちろんハングオンですよ。

途中、加賀市内辺りで後ろを走る車やトラックがナンバープレートの大阪の文字を見て驚く光景に何度かあいました。
そう、そのリアクションの為に走ってるようなもんです。
“もっと見て!!”

AM11:00
“ヤッホイ!!”
大阪から約8時間、ついに金沢駅付近の駐輪場到着。
金沢市はとっても良心的で、市営バイク駐輪場が無料の停め放題。
そりゃーテンションも上がります。
金沢には何度か来たことはありますが、話題の金沢駅に入るのは初めて。
どんな駅か楽しみです。

いよいよ金沢駅の玄関口。
新大阪駅と比べ物にならない程カッコイイ。

横を見ると見えて来ました、有名な鼓門が。

どうしてもやりたかった鼓門での記念撮影、ミッションクリアです。

金沢駅でやりたい事の2つ目、北陸新幹線を見たいという事と、店長の個人的な趣味の中田ヤスタカが作った金沢駅の発着メロディを聞きたいという3つ目のミッションをクリアしに入場券を買いました。
ちなみに中田ヤスタカとはPerfumeの音楽プロデュースを行う人ですが、店長は今回も若干Perfume臭を匂わせてきています。

ホームに入る前にペッパーを発見。
AKBのダンスを踊るという噂を聞いていたので、Perfumeのダンスを踊ってもらおうと店長が絡みに行きました。
店長: “よう!ペッパー!!”

ペッパー: “ ・ ・ ・ ”

ペッパー: “ ・ ・ ・ ”
店長: “ ・ ・ ・ ”
完全に無視されています。
店長曰く、“あいつ指がガクガクしてたから完全に俺にビビってる”との事。
おいペッパー!ビビってんじゃねーぞ!

いよいよホームへ。

ホームへ上がると早速、北陸新幹線が到着していました。
スペック的なものはよく分かりませんが、見慣れたN700系よりシュッとしててカコイイ。
初めて見る北陸新幹線は異国の電車を見たような感じ。

もちろんここでも記念撮影。
タイミング良く発着の両方のメロディが聴けたので店長も大満足。

良く見ると車掌室には女性の車掌さん。

調子に乗って“出発進行!”的なやつをやってると。

車掌さん: “危ないので離れてください”

怒られちゃいました。

驚いたことに金沢駅のベンチがとっても豪華、良く見るプラスチック製の"カッタイ"ベンチではなく、安物の社長椅子レベル。
とっても座り心地がイイ。

新幹線を見た後はいよいよ最後のミッション、近江町市場の海鮮丼を食べに行きます。
せっかくなので今回はレンタサイクルで近江町市場へ。

初めてのレンタサイクルは

超〜テンション上がります。

近江町市場直前。
店長にカメラを向けると“後ろ車来てるよ〜!端寄りなさ〜い!”的な、まるでクラブの顧問みたいな写真になりました。

近江町市場に到着。
このレンタサイクルは主要観光地前に駐輪場があり、どこでも乗り捨て・貸し出し可能でとっても便利。
歩き疲れて思いつきでレンタルしたり、乗り捨てて他の交通手段を使う事も可能です。
後にその便利さ故にエライ事になるんですが・・・。

近江町市場は平日にも関わらず、活気に溢れています。

新鮮な魚やエビ・貝などの海産物が種類豊富。

カキはその場で蒸してくれたり、生食も出来ます。

でも私たちが目指しているのはココ、”丼家 ひら井”。
事前にるるぶで調べて来ました。

メニューは豊富で手頃なものからビックリ価格まで。
姉さんこんなに驚いていますが、一杯3000円の特選海鮮丼を注文した後、一人だけお味噌汁を高級魚のノドグロ入りにグレードアップするという暴れっぷり。
こんなところにまで資本主義の格差が現れるとは・・・。

もちろん私たちも8時間もかけて金沢まで来たので、一杯3000円の特選海鮮丼をかな〜〜〜り背伸びして注文しました。
これが新鮮で激ウマ!!8時間かけて来た甲斐がありました。
ちなみにサンダーバードだと2時間27分です。

写真を撮っていると、とっても親切な女将さんが“みんなで撮ってあげるよ”と声をかけてくださり、カウンターの上に乗っていた大量の丼鉢をわざわざ全て移動させてから撮影してくれました。
女将さん: “ ハイ!みんなでドンブリ〜って言って!どんぶり〜!! ”
私たち: “ ドンブリ〜! ”
なんかすっごく幸せな気持ちになりました。
その後、隣に一人で座った50代のおじさんも“ドンブリ〜”と言わされて撮影されているのがシュールでした。

近江町市場からの帰り、レンタサイクルの便利な乗り捨て・貸し出しシステムの副作用により、自転車の台数が足らず歩いて自転車を探し回るハメに・・・。
まぁこれもイイ思い出です。
いやぁ、本当に金沢はイイところでした。
サンダーバード3往復分くらい時間はかかりましたが、サンダーバードでは得ることのできない充実した時間を過ごせました。

帰りには信じられない程の土砂降りの雨に打たれたり

本日二杯目のどん兵衛をシートにこぼしたり色々ありましたが、夜中3時から夜の11時頃まで計20時間た〜っぷり遊びました。

ちなみに、今回のステッカーはこんな感じでした。
さて、次はどこへ行こうかな。

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