2013.09.07
男女14人夏物語 ~淡路じゃのひれオートキャンプ場~

こんにちは、中尾です。
8月14日、今年もまたこのイベントの季節がやってきました。
『☆真夏の恒例サマーキャンプ☆』
振り返ればこのイベントも色んな歴史を刻んできました。
2005年、まだこのブログを開設する前に4人で始まった初代キャンプ。
ノープラン・ノーアイテムで丹後に行き、海の家で借りたボロテントの屋根が夜中に吹き飛んで
大惨事になりました。
それが原因だったか定かではありませんが、その後数年はキャンプに行こうと言う者現れず。
2010年、5人になって復活。
大人5人にツーリングテント3つ…。
やむを得ず一人が前室で寝ることになりました。
2011年、10人に倍増した3回目。
天候に恵まれ装備も充実、一気に近代的なキャンプになりました。
ただ、食材として釣り上げた魚が食用には向かず、ディナーは小骨に泣かされました。
2012年、伝説のサバイバルキャンプ。
スタートから経験したことの無いような豪雨、テントは浸水、レインコートも浸水で何度も死を
覚悟しました。
そして、今年2013年。
はたしてどんなキャンプになったのでしょうか。

午前6時30分、京橋SAに続々とライダー達が集まってきました。
去年とは打って変わって透き通るような晴天、眩しい朝日が阪神高速の路面を照らします。
ここから今年のサマーキャンプの始まりです。

年々増えゆく装備でどのバイクもリアシートは満載。
もちろん今年もキャンプの神様のバイク便ボックスは健在です。

サイドバッグやリアキャリアを新調したり。

シャレオツな大容量旅行バッグをくくり付けたり。

トップBOX代わりにクーラーBOXを使ったり。
年々増加傾向にある大量の装備を積載する為に、今年もそれぞれの工夫と個性が光ります。

前日の晩、ワクワクが抑えきれず眠れぬ夜を過ごした店長。
どう見ても目的地までたどり着けそうにありません。
ここでリタイアか!?

ギリギリのところを日清カップヌードルに助けられました。

今年の目的地は淡路島の最南端、南あわじ市福良町。
海沿いの設備の整った広大なキャンプ場を目指します。
とりあえず、明石海峡大橋拝んどきましょう。

午前中なのに相当暑い、でも去年の雨に比べればなんてことありません。
突き抜けるような青空が気分を高揚させます。

淡路島SAの定番スポットで記念撮影。
“あれっ!?今年も一人足りない…。”

南あわじに向う淡路島のシーサイドロードは見晴らしが最高。

途中、モンキーセンターで休憩。

CMのようにイイ二人の飲みっぷり、冷たいドリンクを一気に流し込んで喉を潤します。


“もう腹へったわ~~!!”
淡路島カレーの看板に惹かれますが…我慢です。
今回はキャンプ地に行って自分達でカレーを作ります。

それにしても容赦なく照りつける太陽でとてつもなく暑い。

人は・・・

暑くなりすぎると・・・

おかしな行動になるようです。

“ナニシテルンダ??”

食材の買出しはココ!!
キャンプ地近くの大型スーパー『リベラル』。
食材はもちろん、100均も入っているので何でも揃う頼もしいお店です。
装備は満載ですが、食材は手ぶらなのでここで調達します。

“手ぶらで来ちゃイヤン”

“あ~、これいるんちゃう!?”
“こっちの方がやすいで!!”
“お酒はこれくらいいるんちゃう~??”
BBQの材料やお酒等をみんなで協力して買い揃えます。

お昼のカレーは三日三晩カレーで過ごすカレーの王子様、ウノッチがみんなのカレーを選定します。
“え~、俺これがいい!!”
いえ、王子様の言うことは絶対です!!!



毎度のことですがただでさえ満載な荷物、そこに大量の荷物を積み込むのは熟練の技術が必要です。
ですが、何回も経験しているので皆さん慣れっこ。
閉まらないクーラーバックに押し込んだり、ネットに無理やり挟み込んだりくくりつけたり…。

しっかりくくれているかどうか軍曹が睨みを利かせています。
“大切なビール落とさないように!!”
“イエッサー!!”

今年も難なく積み込み完了。
さぁ~、いよいよキャンプ地に向います。

ここが今回のキャンプ地『じゃのひれオートキャンプ場』。
きれいに整備され、山と海に挟まれた自然豊かな素晴らしいキャンプ場です
今年も20m×20mの広大なサイトを予約しました。

昼食の準備もあるので、早速テント設営の準備にとりかかります。
ちなみに、この段階でも一人メンバーが足りていません。
6時間程は遅刻でしょうか…。
来年また遅刻したら『軍曹THEブートキャンプ』のお仕置きです!!

まずはリアシートの装備を下ろす作業から。
この作業が意外と大変、こんなに装備があると時間がかかります。
“バイクキャンプにコンパクトな折りたたみチェアーは必須!!”

スタイリッシュな女性ライダーは荷物の下ろし方もスタイリッシュ!!
ipodを聴きながらの流れるような荷下ろし、素敵です。

荷物を下ろしたら、みんなで協力してタープを立てます。
タープは今年もキャンプの神様とカリスマ教官とカリスマ軍曹がみんなの為に持ってきてくれました。
毎年ありがとうございます☆
容赦なく降り注ぐ日差しにタープ無しではやってられません。
軍曹のタンクトップ焼けが段々とスクール水着焼けに見えてきました。

紫外線に無防備過ぎる男性陣に対して女性はしっかりと紫外線対策が成されています。
その傘一体どうやって積んできたんですか!?


タープの次はいよいよテントの設営。
カリスマ教官のテントはモンベルの立派なテント!!やっぱりカッコ良す!!
あれ!?僕のテントしわっしわですやん…。

ようやく、色とりどりのテントがサイトに建ち並びました。
今年のタープは三つ合体させた三連タープ、名づけて“緑の三連星”『ジェットストリームアタープ』。
これガンダム知ってる人にしか伝わりませんね。


テントを設営するとやっぱり気分が一気に盛り上がります。
“今年もこのメッシュ越しに星を眺めながら一晩を過ごせるのかぁ~”なんてね。

テント設営の後はドリンクを冷やして昼食の準備にとりかかります。
毎年、ドリンク冷却作戦は店長指揮の下行われます。
去年、店長持参の子供用プールを利用した『キリン式ドリンク冷却装置』が失敗に終わり、
今年はフルモデルチェンジ。
『トップボックス式ドリンク冷却装置』にグレードUPしました。
そう、ついさっきまでトップボックスでしたが、モノホンのクーラーボックスです。
冷えない訳がありません!ドリンク冷えっ冷え作戦大成功です。

ご飯はキャンプらしく炭で飯盒を熱して炊きます。
兵式飯盒は軍曹がたくさん持ってきてくれました!!さすが軍曹!!

“点火します!ファイヤ~~~!!!”

ルーの火加減はゴンさんにお任せ!
“ゴンさんルー出来たー!?”
“もう少しウェイト!ルーはミーがウォームしとくから、この後ライスとトゥギャザーしようぜ”


ルーが完成したら飯盒で炊いたライスとトゥギャザーします。

そして、みんなで力を合わせて作ったカレーの完成。
キャンプの神様の指導の下炊いたご飯は炊き加減もベスト!!
とっても美味しそうなカレーになりました。

キャンプの神様はカレーの出来栄えを家族に報告です。
気になるお味は…!?

“ん~~~”

“あ~~~”
ため息が出るほど美味しいです。
軍曹も大満足!!

カレーの王子様もなっとくのカレーです。

昼食後は夕食までプレイタイム!!釣りするもよし、海水浴するもよしの自由時間。
お姉さま方は女子トークに花が咲いています。

大自然の中で昼寝するのもいいもんです。
“ZZZ~”

砂浜では海水浴を楽しんでいる人がたくさん!!
比較的浅く、波も穏やかなので安心して楽しめそうです。

対岸を見渡すと、海越しに福良の町並みが見えます。
“ん!?あれは??”

前方に軍曹発見!!日焼け跡が妙にセクシーです!
一人で海に浸かって何をしているのでしょう!?
もしかすると、みんなに内緒で夕食の獲物を捕獲してくれているのかもしれません。
きっとそうだ!!そうに違いない!!

“浸かるだけかい!!”
お風呂に入るかの様にゆ~っくりと入水してゆきました。

そんなこんなしていると、近くで大きな水の音。
イルカです!!
そう!このキャンプ場の魅力の一つは身近にイルカと触れ合えること。

透かさずキャメラマンのゴンさんがシャッターを押します。

振り返るとウエットスーツ姿のお姉さま方。
どうやら、イルカと一緒に泳ぐようです。
いい感じに決まってる~!!

イルカとのふれあい前にトレーナーの方がイルカの生態や特徴を丁寧に教えてくれます。


サービス精神旺盛なイルカが早速寄ってきてくれています。
お姉さんとイルカ通じ合っているようです。


海に入る直前にも、上手な触れ合い方をレクチャーしてくれています。



それにしても、こんなに近くでイルカを見るのは初めてです!!





イルカと一緒に泳いで、お姉さん達とっても楽しそうです!!

その頃堤防では、店長・軍曹の姿。
どうやら、今から釣りをするようです。

行ってみると、カリスマ教官とコータ君も釣りを楽しんでいました。

サイトに戻ると、シェフがみんなの為にパエリアを作ってくれています。
とってもいい匂いが漂っています!!

“ん!?誰だ!軍曹ハウスに悪戯をしたやつは!!!”

釣りに疲れた店長は完全に墜ちてしまいました!!

でも、カメラを向けるとこの通り!!
“ハイ!!ポーズ!!”
いつでも戻って来ます。

そのまま日は暮れ、夕食の準備は本格的に…。


『グリル・ド・アンダータープ』ではお姉さんがオシャレに野菜を調理しています。

『グリル・ド・アラウンドタープ』では軍曹が目にも留まらぬ速さでBBQをさばいています!!
“アーータタタタタタタタ~~~!!!”
“ピブ~~!!お前はもう焼けている!!”

そこに、シェフの作ったパエリアとパスタが加わり、キャンプらしからぬ豪華な夕食。


ちょうど夕食時に“ドーン!!”と大きな音と共に福良港の花火大会が始まりました。
場所もベストで夕食を楽しみながら、花火を楽しめるという嬉しい誤算です。
こんなにゆったりと近くで花火を楽しめるなんて最高です。


楽しい時間はあっという間に流れ、就寝時刻となりました。
空には大阪では見れない様なたくさんの星が輝いています。

ちょうど流星群の時期とも重なって、寝る前に空を見上げるとたくさんの流れ星を見ることが
出来ました。
楽しかった一日の終わりは、テントの中から星を見ながらの“おやすみなさい”。


翌朝、キャンプ場は静けさと朝霧に包まれていました。

キャンプの神様はとても早起き、なんでもキャンプの朝にゆっくりとした時間を過ごすのが好きなんだとか。
さすが!!キャンプ道具の使い方だけでなく、楽しみ方もよく知っていらっしゃいます。

同じく、とっても早起きなカレーの王子様。
昨夜はメンズ3人部屋でお休みになったそうですが、やっぱり暑苦しかったようで…。
“来年は一人暮らししよ!!”


朝食はみんなで作ったホットドッグと、お隣のサイトの家族から頂いたスイカのコンボ。
このスイカはお隣のテント設営をゴンさんが手伝った事へのお礼で頂きました。
良いことをすると必ず帰ってくるんですね。
“ゴンさん頂きま~す!!”


歴代最もそれらしい朝食、見た目もお味も最高の出来になりました。



最後に松帆の湯で明石海峡大橋を展望しながらの露天風呂でスッキリし、新鮮な海鮮丼
を楽しみ、帰路に着きました。
今年は天候に恵まれ、自然の中ゆっくりとアウトドアを楽しむことが出来ました。
便利で快適な都会では味わえない仲間と作り上げる素朴な時間、また一つかけがえの無い思い出が
みんなの心に刻まれたのではないでしょうか。
来年のキャンプが今から楽しみでなりません。
サマーキャンプに参加された皆様、お疲れ様でした。
来年もよろしくお願いします。

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