2013.03.29

忍び寄るカーボンの恐怖

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こんにちは、中尾です。

誰しも『カーボン』という名前を一度は聞いた事があると思います。
レーシングマシンのボディや、最近ではボーイング787なんかに使われている話題のアレです。
軽量で強靭ゆえに、運動性能や燃費性能を格段に向上することが出来る夢の素材です。

しかし、カーボンは別のモノも存在します。
今回のお話はその違う方の『カーボン』です。
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)ではなく、“すす”の方です。



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このピストンは、2万km走行した4ストローク50ccエンジンから取り外したものです。
真っ黒に変色していますが、決してオイル交換を怠って汚れている訳ではありません、
カーボン(炭素の微粒子)が溜まって変色しているのです。
ピストン上部のデコボコもすべてカーボンです。

このピストンに至っては、ピストンリングとピストンの隙間をカーボンが埋めてしまい、
ピストンリングが固着していました。


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カーボンは酸素不足の不完全燃焼状態で発生すると言われていますが、近年の排気ガス規制や
燃費対策などで希薄燃焼させているエンジンなんかにも多く発生するようです。

では、このカーボンがどんな影響を及ぼすのか。

エンジンが性能を発揮するには、燃焼室内での混合気のスワール(渦流)が重要ですが、
カーボンが堆積すると設計通りにスワールが発生出来ず性能が低下してしまいます。



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また、ピストンリングを固着させたり、バルブに堆積してしまった場合はバルブが閉じきれず、
始動不良を起こしてしまうことさえあります。

上の写真は同じ車両のモノですが、バルブ上面にかなりたくさんのカーボンが堆積してしまっています。
特に走行の多い車両は要注意です。

では、どのような対策をとればいいのでしょうか。



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最も簡単な対策は燃料添加剤です。

燃料に少し添加剤を入れることによって、燃焼室やバルブに堆積してしまったカーボンを
燃料と共に燃焼・除去してくれます。

これによって、エンジン内部に溜まったカーボンが除去され理想的な燃焼が確保でき、
エンジン本来の性能が発揮されます。



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技研オートでオススメしている燃料添加剤はWAKO’Sのフューエル・ワンです。

高性能洗浄剤PEAによってカーボンの除去能力が非常に高く、インジェクター等の
フューエルラインも洗浄することが出来る優れものです。
また、添加後はタンクやインジェクターの錆・腐食を抑制する効果もありますので、
冬場や湿気の多い時期も安心です。

5000~10000km毎の使用がベストだと言われていますが、走行距離の多い車両は
2~3回の連続使用が効果的です。
30~60リットルで一本の使用量なので、バイクですと一本で3~4回使用できますね。


価格は1本300mlで¥1680(税込)です。
トラブルが起きる前に、愛車の健康維持にオススメします。






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